上司のすごいしかけ 白潟敏朗

上司の すごいしかけ
	白潟 敏朗 中経出版 2006-03-01 売り上げランキング : 11575 おすすめ平均 上司の、というよりは、会社のすごいしかけ？ 「シンプルしかけ」という看板に偽りなし 読みやすく面白さもある Amazonで詳しく見る by G-Tools

しばらくは「マネジメント」を一点集中で学びます。というのも、自分の人材育成方法に多少の迷いが出てきたからです。
「やる気がある人」と「やる気がない人」というのは、本人の態度や行動、考え方や発言などを見聞きすれば分かるのですが、一体何を考えているのか分からない「どっちつかずの人」にはかなりてこずります。特に私を恐れている人は（本当はとてもやさしいのですが、厳しいという噂がいつも先行してしまう）、はじめから一歩引いて接してくるのでなかなか本音を話したがらないものです。そんな悩みを解決してくれそうなアイデアを与えてくれたのが、この本。

社員をやる気にさせる２０のシンプルなしかけ
１．やりたいことをやろう
２．やりたいことアンケート
３．やりたい人、募集中！
４．両思い異動
５．お笑い円卓会議
６．みんなの前でパチパチ表彰
７．一石二鳥のお客様の喜びの声
８．社長とのよくやったな会食
９．結論から先に言え
１０．あなたはどう思うの？
１１．パワーアップシート
１２．できる上司は「なんで」を言わない
１３．ぼけぼん上司にならない
１４．ナンバーワン社員評価シート
１５．感動の朝礼
１６．社員企画の全員参加イベント
１７．全員参加ランチ/飲み会
１８．ありがとう袋
１９．止まりの合宿
２０．トップと語ろう会

それぞれの具体的な内容は本書を読んでください。
おそらく社員教育を真剣に考えている会社は、ここに挙がった内のいくつかは実行していることでしょう。私の会社は、社員教育には一切お金も時間もかけないので（もちろん真剣に考えている人も一部にはいます）、これらのことを提案しても却下されるでしょう。というか、されましたが・・・。そんな訳で、起業したときのネタとして大切にしまっておきたいと思います。

【編集後記】
いつも購読している鹿田尚樹さんのブログにさりげなく登場していたので、ここにメモ。今回の記事は鹿田さんが真剣に人生を歩んでいるのがとても良く伝わってきて大変好感が持てます。それにしても、手の届かない遠い存在になってしまったなぁ。