なまけものは才能だ!!―なまけもののあなたがうまくいく57の法則 本田直之

勉強やダイエット、そして家事から整理整頓まで何かをやろうとしたとき
・始められない
・続けられない
・だらだらしてしまう
なんてことはありませんか?
この条件に当てはまるのがなまけものの資質を持っています。

のきりくちで始まるこの本。
本書はなまけものであることを反省し、改善するための本ではなく、なまけものは大きな才能、なまけものの資質はちょっとした工夫でプラスに転換できる、工夫という武器を持ったなまけものは有用な存在、となまけものである才能に感謝し、よりよいなまけものになるための工夫が詰まっている本である。
このタイトルの本を手に取るくらいですから、私が極度のなまけものであることは言うまでもなく…
この本の著者、本田直之さんは会社経営、たくさんの資格取得、本の出版、年間400冊以上読書をするで有名ですが、こんな努力家みたいな方が、自分は努力家とはかけ離れたなまけものだと言っています。これを読んで、私は驚きと少し疑いを抱きましたが…
本田さんは、努力ができない私が唯一やっているのが工夫だと、なまけものが工夫を必要とする重要性がこの本にはたくさん書かれています。
なまけものの私が気になったいくつかの法則を紹介します。

スタート時に大切なのは、それを「楽しい!」と思えるかどうか。
重要なのは「最初の10日間」に力を入れる事。(最初の10日間に力を入れれば、効果を体感して習慣化していくから楽になる)

ただやっていても意味がない。
やる前に下調べをして、無駄な努力をしない。
効果を体感したいなら、もっと「質」を考える必要がある。

継続に必要なのは「強制力」である。

身近な目標を目指そう。
大きな夢は遠すぎて、動機付けにならない。

締切という強制力を利用する。
締切のない仕事はいつまでも手をつけないのと同じで
締切のない目標も「いつかそのうち」で終わってしまう。

意識の高いチームで感化され、一緒にいて刺激をうける。

6つの法則を紹介しましたが、全部で57の法則が載っていて、すべてに図が用いられているので、頭の弱いなまけものの私にも理解しやすいです!
幼い頃についたなまけ癖を直すことは、なかなか難しいことだと思います。無理に直すことに労力を使わず、なまけものの自分を認め、工夫と合わせ習慣化することで、気合や根性、ストレスもなく続けることができます。 スポーツの秋、読書の秋、なんでも始めるにはもってこいの季節です。
以上、なにか始めてみようかなと思うなまけものでした。

目次
1 発想を変えてみる
2 毎日の生活を変えてみる
3 仕事のやり方を変えてみる

なまけもののあなたがうまくいく57の法則
447979266X


by美々
にほんブログ村 本ブログ ビジネス書へ 応援よろしくお願いします!