たったこれだけでチャンスが舞い込んでくる7つのメールテクニック―たった1通で人を動かすメールの仕掛け 浅野ヨシオ
最近メールのやり取りが非常に増えた私ですが、やはり文章作成にはかなり気を使います。
私が書いた文章で相手に不愉快な思いをさせていないか、微妙なニュアンスが伝わったかどうか、丁寧さをアピールするか、親しみやすさをアピールするか、何度も見返しながら修正をして、送信ボタンを押しています。
今回ご紹介する本は、いかに人の心を動かすかを主点に置かれて書かれています。
固いビジネスメールには不向きな面もありますが、個人的なメールには最適な手法です。メール初心者は一度目を通しておくべきでしょう。
そんな実践的な手法から、明日からでも使える7つのテクニックをご紹介したいと思います。
1.タイトル
事務的なタイトルだと他のメールに埋もれてしまうため、相手のテンションを高めて、メッセージをワクワクしながら見てもらうためのタイトルをつける。
2.敬称
「○○様」から「○○さん」と敬称をやわらかく変え、親近感を演出する。
3.感情の注入
事務的な内容にしないで、感情を入れ込みながら具体的に書く。
4.名前を連呼
実際に会って会話をしているような感じで、何度も名前を連呼する。
5.キャッチフレーズ
自分にキャッチフレーズをつけて、名前・存在をアピールする。
6.キラーワード
相手の心にその1行を杭のように打ち込みたいときに使う。
7.写真
視覚効果を使い、相手に気持ちを伝える。
これだけでは、意味が分かりづらいと思いますので、
「当ブログ主催者の私が、紅一点のライター「美々さん」に、原稿を頂いたお礼メール」を例として書いてみたいと思います。
タイトル:「頂いた原稿、早速拝読しました!私のハートにくぎづけです!!」
美々さん
「最近は髪を洗っているときに、抜け落ちる毛が気になりだした」具太郎です。
この度は素晴らしい書評をお送りくださいまして、ありがとうございます。
美々さんの書評は、いつも仕事の参考になり、とても重宝しています。
中身が濃く、かつ実戦向きで、どれも成果の出るものばかりです。
さぞや美々さんもお仕事ができる方なのでしょう。うらやましいかぎりです。
美々さんと一緒にブログを運営できることを、私は神様が与えてれた素晴らしいご縁だと思っています。
まさしく私たちは、
「結ばれるべき運命」
だったのですね。
ということで、美々さんに相応しい書評が書ける男になれるよう、
努力していきたいと思います。
これは、私からの気持ちばかりのお礼です。ぜひ受け取ってください!それでは、風邪などをひかぬようお気をつけてください。
こんな感じですね。なんとも恥ずかしい文章ですが、そこはスルーでお願いします。
ということで、「相手の心を動かすメール」のご紹介でしたが、あくまでもTPOを考えて使いましょう。社会人ならば。
目次
Chapter1 論より証拠!この「7つの仕掛け」で、メールに罠をかけよ!
Chapter2 思わず開いてしまう!メールタイトルの「ずるい仕掛け」
Chapter3 読まずにはいられない!メール文章の「うまい仕掛け」
Chapter4 1度読んだらもう忘れない!自分を印象づける「さりげない仕掛け」
Chapter5 なぜか気になる存在に!心の距離を一気に縮める「ゆさぶる仕掛け」
Chapter6 いつの間にかその気になる!人を思い通りに操る「禁断の仕掛け」
Chapter7 相手の心に突き刺さる!返信・お礼メールの「ニクい仕掛け」
Chapter8 憧れのあの人とも知り合いに!人脈が面白いように広がる「ワザありの仕掛け」
たった1通で人を動かすメールの仕掛け (青春新書PLAY BOOKS)