これを読んで読書に目覚めた人、多数!―レバレッジ・リーディング 本田直之


「知る人ぞ知る名作ですね!」とは言っても、私は今まで読書とは無縁で、本を買ってはみても、途中で読んでいることを忘れ読まなくなったり、1、2年かけて全部読み終わるようなどうしようもない奴で・・・。
本田直之さんは、1日に最低1〜4冊、年間400冊もの本を読むそうです。私が1冊を読み終るかくらいに本田さんは400冊を読み上げるのです。読むだけではなく実際のビジネスに生かし、自分の資産にしているのです。私はかなりの愚か者です・・・。
そんな私も大きな夢がありまして、その夢をかなえるためにもビジネスについて無知に近いので、勉強するためにも読書を徹底しようと思い、読書についての本を手にとってみました。
かなりの初心者というか・・・小学生に近いので、見るに耐えなかったら申し訳ありません・・・。
多読の素晴らしさがわかる1冊ですが、多読はどうしてそんなに素晴らしいのか・・・。

・汗水たらし、血のにじむような努力をした他人の数十年分の試行錯誤の軌道が、ほんの数時間で理解でき自分のものにできる。
・たくさん読むことで1人の考えだけをうのみにしない。考えの偽りを防ぐことができる。
・多読術を続けるうちに、主体的な思考力がつく。
・数をこなしていくと良い考え方やノウハウに出会うことができる。

このように、読書は素晴らしく、他人の経験を疑似体験する割安な方法なのです。
本の読み方ですが、私みたいにだらだらと1年かけて読んでいないで、要点をつかみ1、2時間で斜め読みをするのが、レバレッジリーディングだそうです。

読書の流れ・・・
1 本を読む目的を明確化      
       ↓
2 制限時間を設ける
       ↓
3 本の全体像を頭に入れる
       ↓
4 読書開始!

1 読み始める前に本から何を得たいかイメージしたおけば、たとえ飛ばし読みをしていても、大事なところに差しかかったとき、何か引っかかる感じがする。
2 時間が無制限にあると思うと、余計なところまで読んでしまい、数をこなすことができない。
3 読み始める前に、カバーのそでや奥付にある著者のプロフィールを見る。それから「まえがき」「目次」「あとがき」を読み大枠のイメージをたてておく。
4 斜め読みがレバレッジリーディングでは正解。重要だと思ったところに線を引きながら読んでいく。

これはかなり驚いた1文なのですが、

本は16%を理解すればOK!!
全体を理解する必要はない。
2割を読めば8割を理解できる。
大事なのは自分にとって必要な情報を選別する。

読書に1、2年はかかっていましたが、私は学生時代、新しいノートの表紙に名前を書くとき、少しでも字が気に入らないと、ノートを取り替えるぐらいの完璧とは言えない完璧主義だったので本に直接書き込んで、汚すことや、最初から飛ばし読みをするなんてかなりの衝撃を受けました。
そして最も重要なのが、読書後のフォロー。

本を読んだだけで満足せず、せっかく投資した時間とコストを回収するためにも、読書後のフォローが必要不可欠。フォローというのは、線を引いた部分を抜粋したレバレッジメモである。

読書後にはこのレバレッジメモを作り、常に持ち歩き、ちょっとした空き時間に何度もメモを読み返し、自分に叩きこめば、ビジネスの現場で本から学んだことを条件反射に自然に実行できるようになり、自分でも驚くようなすごい結果が待ってるそうです・・・。
私は読書初心者でこの本を読みましたが、読んだ後、とてつもない影響をうけ、やる気にかられました。本を読んでこんなに影響をうけるなんて、正直驚きました。1冊読んだだけでもこんなに多読の素晴らしさが学べたのに、たくさんの本を読み続けたら、日々成長ですね!!
1日1冊はまだ無理だけど、1日1冊を目指し、まずは1週間1冊から頑張ってみようと思います。インプットだけではなく、アウトプットもしていきたいと思います。これからどんな素晴らしい本に出会えるかわくわくします。
そんな1冊です。
レバレッジ・リーディング
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by美々
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