読書を習慣化する10の仕組み―お金を稼ぐ読書術 午堂登紀雄

ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法ー
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ビジネス社 2009-06-25
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これほど人生に意味をもたらす読書はない!
・・・読書にお金を求めるのは正当な理由だから。
久々に読んだ午堂登紀雄さんの著書は、前回の記事と同じく読書術の本。本書の読書術は、テクニック系でなく、読書そのものの意味を問いただした内容。つまり、成果(お金)の得られない読書は単なる趣味であり、ビジネスパーソンが目指すべき読書ではないのである。

目次
序章 速読や多読以外の方法は存在しないのか
1章 読書はお金を生み出す道具
2章 お金を生み出す読書の仕組み
3章 頭のいい人が実践しているお金に換える読書の技術
4章 お金を生み出すアウトプット読書法
5章 高速大量インプットするコンサルタントの読書術
6章 頭のいい人のお金のトレンドを読む技術

読書を習慣化している人は問題ないかもしれないが、それでも読書を習慣化できない人と同じ目線で再度確認してほしい。改めて自分の読書法を見直す良いきっかけになると思う。
そんな読書でお金を稼ぐための第一歩である「読書を習慣化するための仕組み」を紹介したい。


1.いつでもどこでも読む習慣をつくる

つねに本が視界に入る状態にしておくと、ふと興味が湧いたときに、自然に手に取って、ぱらぱらとめくるようになります。

基本中の基本。可能な限り、家の中でも、会社でも、外出先でも、本がすぐ手に取れる場所にあるということは重要なのです。


2.カバンの中に本を複数忍ばせておく

ビジネス書、専門書、雑誌、マンガなど、まったく異なる分野の本を組み合わせて持ち歩く。

その時々の気分で読みたくなる本は変わるものです。そのため幾つかの種類の違う本を持って外出することは重要ですね。カバンが重くなるのが欠点ですが。


3.未読本を増やす〜中身は読まなくてもいい?〜

未読本が増えれば増えるほど、部屋の中に散らかせば散らかすほど、つねに新しい刺激にさらされます。つまり中身を読まなくても、アイデア発想やモチベーション維持といった効果があるということです。

私の未読本は常に100冊程度を維持しています。決して読みたくなくなった本というわけではなく、仕事などで必要に迫られた時、あらゆるジャンルの本があれば、わざわざ本屋に探しに行かなくても済むからです。半分言い訳(汗)。


4.買ったらすぐ読む

本は買ったときがもっとも興味関心が高いとき。だから買ったらすぐ読む。そうすると、驚くほど集中でき、スピードも速く読めます。

ん?上記と若干矛盾してるかな!?でも、確かに買ったときが一番テンション上がりまくってます。


5.本をバラバラに分解する

使いこなしてこそ血肉になるのですから、徹底的に汚してバラして活用しまくり、チューチュー吸い尽くしてしまいましょう。

資格試験の参考書などを読む場合は良いですね。普通のビジネス書をバラすのはかなり抵抗がありますが。


6.同時に20冊を並行して読む

同時に何冊かの本を並行して読むことは、相互に影響を与え合い、得た情報が脳内で熟成するのを促進させる、複利成長をもたらしてくれる読み方のように感じています。

1冊読み終わったら次!ということはさすがにやっていませんが、並行して読む本の冊数が増えれば増えるほど、久しぶりに開いた時、本の内容を忘れているので、私はあまり実践していません。私の脳では、2〜3冊が限界(涙)。


7.適齢期が来るまで寝かせる

自分の成長度合いによって、最適な本は変化します。

衝動買いする私にはよくあることですね。評判だけで買ってしまい、自分の読書レベルが追いついてないと・・・。そんなやつが書評するのもどうかと思いますが。


8.自宅を「書店化」する

自分が読んだ本は棚差し、読みかけの本と未読本は平積みになっているので、まさに書店化状態です。

私の場合、読んだ本は基本ダンボール行き。棚におけるほど自宅は広くありません(涙)。


9.本の内容は忘れてもいい

本に書いてある内容は忘れてもいい。では、何が違いをもたらしているかというと、読みながら考え、自分の仕事に当てはめ、すぐに実行に移した、ということです。

忘れる前に血肉にしてしまうということですね。これが一番大切な読書法だと思います。


10.時間があったら本は読まない

読書をするのはヒマ人のあかしでもある

!!!


by具太郎
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