ビジネス書書評ブロガーなら知っておくべき大切なこと―本がどんどん読める本 園善博

本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! (講談社BIZ)
本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! (講談社BIZ)園 善博

講談社 2009-04-07
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おすすめ平均 star
star普通の読書法にあきたかたむけ
starセミナーは良かったが。。。
star本を読めば幸せになるきっかけをつかめる。

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先日の「シゴタノ!」こちらの記事。あのさんが、わずか3分で一冊の本を読了していることが判明。(3分って何じゃ!3分って!)
で、突然私は閃いてしまいました。
「オレの読書時間とブログ更新時間の割合は逆だ!」っと。
私の一冊の読書時間は平均して「2時間」。記事を書く時間は「1時間」。合わせて「3時間」をブログ運営のために費やしているのですが、正直仕事をしている者として、毎日3時間を「ブログ」のために削っているのは考えものです。
これでも、ブログを始めた頃よりかは1時間ほど短縮できたのですが、それでもまだまだ時間のムダ使いをしています。先日の鹿田さんのこちらの記事もありますしね。
もちろん私もマズイと分かっていて、そのまま続けているわけではありません。で、自然と実行していたのが、記事に費やす時間を減らすこと。
当たり前ですが、本を読むのは好きなのでゆっくり漏らさず読んでしまいます。ということは、必然的に記事に手抜きが起こります。そして結果、あさ〜い内容の記事が出来上がり!です。(こういう記事を書いてしまったときは、寝つきが悪い・・・)
これではマズイと考え、もういちど「読書法」を見直そうと思い(何度見直したことか・・・)、手に取ったのがこの本。
で、本書にズバリ大切なことが書いてありました。

○「アタマで理解した形式知」と「やってみてわかった経験知」
たとえば、何かを学ぶときに、本を読んだり、人の話を聞いたりする。こうして得た知識は、自分が直接、経験したわけではありませんから、「形式知」です。その「形式知」を使って、「よし、やってみよう」と事に当たる。その結果、得られる知識が「経験知」となります。

割と満足いく記事が書けたときは、大抵本の内容と自分の体験がリンクしているとき。そんな時は、リアルな映像がありありと浮かび記事が書けるので、スラスラといくもの。逆に、まったく引っかかる所がなかった本の場合は、単なる概要になってしまい、寝つきが悪くなってしまいます。
そう言えば昔、「仕事しないで、本読んで、ブログ書くだけで、生きていけたら最高だな〜」と思っていたことがありますが、そんな人生を送っていたら、ロクな記事が書けそうにもありませんね。何せビジネス書を読む意味自体が無くなってしまいますから。
話が脱線しましたが、「記事を書く時間は減らさず、読書時間を減らせ!」という結論です。分かっちゃいるけど、最初から最後まで読んでしまうクセがなかなか抜けないのがイタイところです。
本書の提唱する読書法は、はやりの「脳」に焦点を当てたものです。もちろん過去に出ているたくさんの読書術とかぶるところはありますが、脳トレ(エクササイズ)をはさみながら読み進められるのは一線を画すところです。

追記:smoothさんの情報より動画ご紹介。


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