自店の強さをお客から聞き出すたった一つの魔法の質問―商業界 2009年8月号

商業界 2009年 08月号 [雑誌]
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商業界 2009-07-01
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流通業の方は必見!そうでない方は興味があればぜひ。
職場にも業界誌は置いてありますが、こちらの雑誌はなかったので、ここはひとつ自腹で定期購読をと思い、購入してみました。

目次
総力特集 日本専門店白書2009 突出する専門店沈没する専門店
特別企画 私が出会った「ありがとう」と言いたいお店
事例特集 売上減と価格競争からの脱出策 自店の強みはお客が知っている
特別企画 今こそ立ち上がれ、独立自尊の商人たち!熱血商人物語
提言特集 独立開業を成功させる!

ぶっちゃけますが、ビジネス書よりも俄然役に立ちます!当たり前ですが、仕事に直結する内容なので、すぐにでも実践できることばかり。こんないい本今まで買わなかったとは、無念でなりません。
今月号のお役立ち情報は、「自店の強さをお客から聞き出すたった一つの“魔法の質問”」です。
小売り・サービス業はどこも飽和状態ですので、競合店に勝つことが一つの至上命令となっています。そして、その際のキーワードとされるのが「自店の強み」となります。
実は「自店の強み」は、従業員よりもお客様の方が知っているもの。従業員にとって自分の店は、毎日目にする景色であり、変化のない日常であります。何が「強み」で何が「弱み」なのか気づかないものなのです。
そんな私たちに「強み」を気づかせる最高のテクニックが、「お客様に直接聞くこと」です。

「このたびは、ご来店いただきありがとうございます。突然お声を掛けまして、何かと思われているところでしょう。実は、当店では今後も多くののお客さまにご来店いただけるように、もっと工夫をしていきたいと考えています。そのために、こうしてご来店のお客さまに一つだけご質問させていただくことで、今後、どんな工夫をしていけばいいのか、そのヒントにしたいと思っています」
(中略)
「お客さまに限っての情報で結構です。ほかにもお店があったにもかかわらず、当店を選んでいただけたのは、どういった理由がおありだったのでしょうか?」

これはなかなか言えないセリフですね。個人店で顔なじみの常連さん相手なら言えそうですが、集客力があるお店であればあるほど、聞くのが難しそうですね。だから、「アンケート」に逃げるお店が多いのかと思いますが。
この「魔法の質問」、少しハードルが高いですが、いっちょ試してやろうかと思います。チャレンジです!
また、本書には先日記事にした『「最高のチーム」をつくるシンプルな仕掛け』の著者黒岩禅さんや、『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』でおなじみの香取貴信さんのコラムも載っています。
さらに、セミナー参加者として拝見したことのある「松葉屋家具店」の滝澤善五郎さんも記事になっていました!
【編集後記】
しばらくブログ更新が出来なかったのですが、実は「ドラクエ」にハマっていま・・・ではなく、持病の「偏頭痛」がひどくて「本」も「パソコン」も完全にNGでした。もちろん、ゲームもね。
そろそろ本気で治したいのですが、ネットで調べてみても、特定の原因が分からず治せない模様。それでも可能な限り予防はしたいので、こんな本を買ってみようかと。

サックス博士の片頭痛大全 (ハヤカワ文庫NF)サックス博士の片頭痛大全 (ハヤカワ文庫NF)
Oliver Sacks 春日井 晶子 大庭 紀雄

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タイトルの大袈裟さが、偏頭痛でなくても読んでみたい。

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