仕事の仕方がガラリと変わる読書術 伊吹卓

仕事の仕方がガラリと変わる読書術―迷いがなくなり、「これだ!」が見つかる (学研M文庫―知の法則シリーズ)
仕事の仕方がガラリと変わる読書術―迷いがなくなり、「これだ!」が見つかる (学研M文庫―知の法則シリーズ)伊吹 卓

学習研究社 2008-12-16
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おすすめ平均 star
starロマンが見つかる読書術の本
star私はこの本に惚れた…!
starこういう本を待ってました!!!

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これは、「人生」と「読書」が融合した時に初めて書ける本である。
70代になった著者の伊吹さんが、20代から始めた乱読人生を振り返って「読書」とは如何なるものだったかを語ってくれます。読書家の先輩の意見としてとても参考になり、何より人生という長期にわたるスパンの中で「読書」とどう付き合っていくのかという考えは見習いたいです。

「自分に役立つ本」を見つける秘訣
第1条 自分の悩みをしっかり自覚しよう
第2条 悩みのイメージをつかんだら本屋へ行って本屋の中をうろつき回れ
第3条 「これだ!」と思った本を買え
第4条 買って帰って読んでみたら「ダメな本だった」としてもあきらめるな!
第5条 また本屋へ行って、本を探せ。そのうちに必ず「ありがたい本」に出会うことになる

20代は、ただひたすら「乱読」
30代は、のめり込んで「ホレ読み」
40代は、確信をもって「信じ読み」
50代は、若いころ読んだ本の「反復読み」
60代は、第2の人生の「探し読み」
70代は、無病を願っての「長寿読み」

本書を読んで気づいたのですが、「著者読み」ってしていないなぁオレ。師と仰ぐ著者の作品を全て読み倒すのが、成果を出す一番の近道かもしれませんね。

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