突然女性から別れを告げられないための14カ条―妻の相談に乗ってはいけない 織田隼人


男性諸君にモノ申す!
あなたは奥さんや彼女を大切にしていますか?付き合い始めた頃のように愛情込めて接していますか?もしそうでないなら、後で後悔しないためにも本書を読んでおいた方が良いでしょう。
異性であるが故に理解できない行動。理解しているつもりでも、相手が不愉快な想いをしているかもしれません。まずは、頭を空っぽにして異性のことを知るべきです。そして、明日からの行動を変えるべきです。
1.女性に心から詫びようと思ってはいけない!?

・女性は部分的に謝罪をし、男性は全面的に謝罪をします。だから、女性は謝ることに抵抗が薄く、男性は謝ることに激しく抵抗するのです。
・「謝ることは悪いことではない」「謝ることは、自分がすべて非を認め、相手に全面降伏することではない」、そう気持ちを切り替えれば、謝罪をすることは難しくないと思えるのではないでしょうか。
・心から詫びようと思って謝罪できなくなるよりも、気軽に謝罪することをおすすめします。

2.妻が焦っているとき、落ち着かせようとしてはいけない!?

・相手が男性なら、落ち着かせるときに、「落ち着け」と直接的にずばり伝えるとよいでしょう。なにしろ、男性は「やってほしいこと」をダイレクトに伝えたほうが相手に届くからです。しかし、女性相手に、「落ち着け」と言っても、相手はどんどん焦るばかりです。なぜなら、女性のコミュニケーションは、感情を伝え合うことが基本。落ち着いていない女性と話そうとしても、相手は話を聞ける状態ではない。相手の女性自身は、「焦っていることを伝えなければ」と考えている状態にいます。

3.悩み事は、解決してから相談しなくてはいけない!?

・女性は、この「考えては話し、話しては考え」によって考えを整理します。それが女性の考え方、話し方の特長です。男性の、「考え終わって悩みが整理できてから、やっと話ができる」というのとは全然違う悩みの整理方法を女性はしているのです。

4.妻の相談に乗ってはいけない!?

・男性にとって「相談」とは、「悩み事を解決する手段」です。誰かに相談することによって、解決のヒントをもらう、または解決に導いてもらう。これが男性が「相談」する目的です。
・女性にとって相談とは、「悩みを話す場」「不満を聞いてもらう場」です。解決策を探す場ではありません。

5.妻を、「たいしたことない」と励ましてはいけない!?

・男性は、問題が起きたとき、「この問題はたいしたことがない、乗り越えられる問題である」ととらえようとうるのに対して、女性は問題が起きたときに、「この問題は大変な問題だから、誰かとわかちあいたい」と思うのです。

6.妻と話し合ってはいけない!?

・女性にとって「話し合い」とは、「お互いの気持ちを伝え合って、すっきりしましょう」とう場です。女性はそういう場だと思っているから、話し合いでは遠慮なく気持ちをぶつけてきます。

7.夫婦ゲンカのとき、すぐに謝ってはいけない!?

・奥さんへの謝罪は難しいもので、早すぎると「口先だけ。謝る気はあるの?」となり、遅すぎると「反省していないから謝らない」ととられてしまいます。奥さんの思い描いたストーリーに従って謝ることを肝に銘じ、奥さんが黙り込んだとき、そのタイミングを逃さないでください。

8.仲直りのとき、冷静になってはいけない!?

・女性は、仲直りをする際、「お互いの気持ちを全部ぶつけ合って、それで気持ちを通じ合わせ仲直り」というシナリオを書いています。ちなみに、そのシナリオでは、「まず、感情が高ぶっているほうが、先に気持ちをぶつける。その後、相手が気持ちを返す。そしてケンカ終了」というのが基本の流れです。
・男性はケンカをして仲直りするとき、冷静になろうとします。女性は、感情が高ぶって、気持ちをぶつける側ですから、男性は基本的には最初の話を聞かざるを得ない状態になります。

9.妻がつらいとき、応援してはいけない!?

・奥さんが悩んでいるとき、下手に話しかけると口論になってしまうことがあるかもしれません。そんなときには、何も言わずに抱きしめるようにしましょう。そのほうが奥さんも「支えられている」と感じて安心するのですから。

10.妻に高価な贈り物をしてはいけない!?

・女性という生き物は、「大きな幸せ1つよりも、たくさんの小さな幸せに喜びを感じる」という特徴があります。一方、男性は、「たくさんの小さな幸せよりも、大きな幸せ1つ」に喜びを感じます。

11.愛情表現は、手抜きをしなくてはいけない!?

・「手抜きの愛情表現」と言っても、それは言葉の綾で、決してネガティブなものではありません。その愛情を受け取った奥さんは嬉しく感じるはずのもです。女性は、「大きな幸せ1つより」も「小さな幸せたくさん」のほうに喜びを感じます。愛情表現も同じで、毎日のように続けることで、奥さんの幸せを極大化することにつながります。ハードルが高い愛情表現を意識するあまり、結局それができなくなるくらいなら、大いに手を抜きましょう。そして、なるべく毎日続けましょう。

12.男らしく決断してはいけない!?

・必要なのは、「貴方(夫)が決断すること」ではありません。奥さんが迷っていて、考えをまとめようとしている。奥さんが背中を押してほしいと思っている。その点を理解して、(結論を聞いた上で)背中を押すことなのです。

13.妻に要件を伝えようと思ってはいけない!?

・男性は、メールや電話をするときに、「理由」を必要とします。なぜなら、男性にとってコミュニケーションとは、「物事を伝えるため」に行うものだからです。
・女性は「コミュニケーションは感情を伝えるために使うもの」、と考えるからです。だから、連絡するのに理由は必要ありません。「気持ちを伝えたいと思った」。それが女性にとってメールや電話をする理由なのです。だから、女性は、男性より気軽にメールや電話ができるのです。

14.夫婦とはいえ、夫婦漫才を演じてはいけない!?

・男性は、自分自身の自己価値を「自分がやってきた行動」と結びつけるので、その「結果」を否定されると傷つくのです。
・女性が傷つく言葉は、「気持ちを否定される言葉」です。
・気持ちをありのまま、思いついたままに言う女性が、ツッコミを入れられると、気持ちを出しづらくなり、ストレスをためこんでしまいます。厳しいツッコミは、女性にとっては最悪に近い返され方と言えるでしょう。

いかがでしたか?
私はかなり反省させられました。いくら仲が良いからと安心していても、日頃の努力を怠れば、最悪の結果を招くこともあります。
今この瞬間から、妻を、恋人を、大切なパートナーとして、自分とは違う異性として、理解してみませんか?
これを実践すれば、あなたはモテル男になるでしょう!
妻の相談に乗ってはいけない (学研新書)
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by具太郎
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