不透明な時代を見抜く「統計思考力」 神永正博
不透明な時代を見抜く「統計思考力」 | |
神永 正博 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-04-15 売り上げランキング : 58 おすすめ平均 理系の人には大部分は常識だが、面白い話題もある。 統計思考力という第三の眼 自分で調べ考え抜く Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「小飼弾氏絶賛!」の統計分析本。
これからは「統計」が流行りそうな予感なので、その流行りに乗ってみました。が、正直数字が大の苦手の私は、書評できるほど読み込めませんでした。
「統計」を使って、モノを考える力を養うのが目的なのですが、一般的に常識化されていることが、実は正反対だった・・・なんてことが分かったりするので、これは知っておくべき知識ですね。
「統計思考力」とは、
他の人が気づいていない問題を見つけ出し、自分で考えて結論を出すことができる。だれかが書いたデータの解釈を読まされている状態から、自分でデータを読むようになれば、見える世界が変わってくる。
というメリットがあります。
そのために、「データを見る力」「データを読む力」「データを利用する力」、この3つの力を身につけなければなりません。
元々「統計」を学んだことがある人には腹落ちすると思いますが、私のように初体験の人には少々難しいかもしれません。
それでも、「若者の読書離れはほんとうか?」や「小泉改革は格差を拡大したのか?」などの検証を見るだけでも、購入する価値はあるでしょう。