カリスマ編集者の「読む技術」 川辺秀美
カリスマ編集者の「読む技術」 (新書y) | |
川辺 秀美 洋泉社 2009-01-07 売り上げランキング : 10898 おすすめ平均 速読ではなく多読。 プロの作家と自己満足し過ぎでは? 図書館は有効に活用しましょう Amazonで詳しく見る by G-Tools |
一般的な「読書術」の本とは一線を画しています。速読などの「読む技術」の本ではなく、もう一歩突っ込んだ「読むという行為」に対して論じているのが興味深かったです。
以下はあくまでも私のメモなので、本書の概要とは思わないように。
「読む」とは、以下の3つの繰り返し
1.自分の思考を整理する
2.習慣化する
3.行動する
三日坊主の人に贈る読書術
1.頑張らない
2.オープンマインド
3.投資
目的を明確に
1.何のために読書しているの?
2.どのように実現するの?
本当の読書の醍醐味というものは、こういった危険な本(『正法眼蔵』)にある。
「救い」のために読み始めた本。そこに何を求めていたのかといえば、「師」でした。
さて、本書を読んで私の「読書」を振り返ってみましたが、やはり読んだ後の「行動」の部分が弱いと感じます。ただ、必ずしも「アウトプットしなければいけない」という意識下で読むのも考え物です。そこまで追いつめて考えなくても、あくまでも知識の蓄積のみを目的に読むのも良いのではないかと思ってます。「読書」が好きだからこそ、「読書」を「苦」に思ってしまうような原因を作るのは、出来る限り避けたいものです。
【編集後記】
今日は久々にリアル書店で大人買いをしてきました。その中でも気になる本はこちら。
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