ハーバード流交渉術 フィッシャー&ユーリー
ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫) | |
ウィリアム ユーリー 金山 宣夫 三笠書房 1989-12 売り上げランキング : 1966 おすすめ平均 交渉本の基本 立場に固執せず、問題を解決する 実用では使えません。しかし、読み物としては面白いかも。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
知人より献本。
ハーバード流交渉術とは、ソフト型(合意のために譲歩する)でもなく、ハード型(強情に自分の意志を通す)でもなく、原則立脚型である、という話。
原則立脚型とは、
人と問題を分離する。立場でなく利害に焦点を合わせる。複数の選択肢をつくり、決定はその後にする。客観的基準を協調する。
を主体とした交渉術であるが、正直、普段使えそうな場面が思い浮かばなかった。
もちろん、「交渉」を仕事としている方には大いに役立つと思うが、そうでない方が普段「交渉」という状況になった場合、冷静に「この間学んだ原則立脚型でいこう!」なんて思うのだろうか。
私には無理である。大抵、意見の対立が起こった場合は感情的になっているから。
俺ってまだまだだなぁ。