菜根譚 洪自誠
中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 | |
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中国の古典的名著。
著者の洪自誠は、儒教・仏教・道教という、中国はじめ東洋全体に影響を与えた三大思想について学び、それぞれの足りない部分を他から補うようにして、この本を書いた
つまり、人生の様々な状況に対処できるように説かれているのです。こういう本は誰が読んでも何かしら心に響くものがあるので、ギフトには最適ですね。
ギフトといえば、最近私は他人への贈り物を「本」にするようにしました。安価というのもあるけど、本の素晴らしさを皆に知ってもらいたいから。相手に合った本を探すのも楽しいしね。
人の過失や欠点を責めるときには、悪いところだけをとがめるのではなく、同時によいところも評価してやることが大切だ。そうすれば、叱られたほうも嫌な気持ちにならなくてすむ。
これに対し、自分の過失や欠点を反省するときには、よいところの中にも悪いところがないか、あえて探し出すくらいの厳しい態度が必要だ。そうすれば、一段と磨きがかかるだろう。
他人に寛大になるのも、自分に厳しくするのも、とても難しいものです。
明日から一週間は、このことを肝に銘じて生きていこう。力まず焦らず、日々修行の俺。